郡上市(岐阜) 東洞岳(1052.1m) 2019年12月14日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:04 廃林道入口−−7:13 廃林道終点(堰堤)−−7:24 尾根に乗る(標高900m)−−7:57 東洞岳−−8:19 尾根を外れる(標高900m)−−8:25 廃林道終点−−8:32 廃林道入口

場所岐阜県郡上市
年月日2019年12月14日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場廃林道入口に1台分の駐車余地あり
登山道の有無無し
籔の有無上部は低い笹だが障害にならない程度
危険個所の有無無し
山頂の展望南東方向に開ける
GPSトラックログ
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コメント北東側の廃林道終点から往復。標高950m以上で足首から膝下程度の低い笹が登場するが大きな障害にはならず、歩きやすい植生が続く。山頂からは恵那山方面が見える




廃林道入口 チェーンの車止め
チェーンは施錠されているがほぼ最初から廃林道化 入口近くの造林小屋
林道上を水が流れて路面は大荒れ 標高800m林道分岐の右側。大量の倒木
標高800m林道分岐の左側へ 廃林道終点は砂防ダム
砂防ダム付近の斜面は藪無し 標高900mで尾根に乗る付近は藪
藪を左に迂回して尾根に乗る 尾根直上は高野槇が目立つ
高野槇の樹皮。細い繊維状にバラける こちらは檜の表皮
標高950mで低い笹が登場 山頂らしき平らなピーク
1040m峰は直下を巻いた 尾根に復帰。あのピークが山頂
低い笹があったり消えたり 東洞岳山頂
東洞岳山頂から南東を見ている 東洞岳山頂から南を見ている
東洞岳山頂から木曾御嶽方面 山頂標識
帰りは往路を戻る 砂防ダム上流の沢はほぼ枯れている
砂防ダム到着 廃林道入口到着


・岐阜東部の山はそれなりに登ってき、岐阜中部付近では残りの山は郡上市まで足を延ばすことになった。それが東洞岳周辺だ。ネットでざっと調べた限りでは登山道は無いらしい。

・東洞岳は地形図を見ると南側から標高800m付近まで林道が伸びているが、沢沿い&傾斜が急で、大雨による増水で路面が荒れて普通車で登れない可能性がそれなりに高いと予想。それに対して東側の川沿いを通る車道は標高700mを越える高度に付いていて、こちらは集落間を繋ぐ太い道で長いトンネルまであるので確実にマイカーで入れる。そこで距離的には少し伸びるが相谷トンネル南口手前の標高750mから西に延びる林道から往復することにした。これならマイカーで確実に標高750mまで入ることが可能。

・長野から郡上八幡までは直線的な道路が無いので時間がかかる。金曜日は気温が高く飛騨高山の平湯トンネル付近の凍結の心配がないので高山経由で入ることに。安房トンネル付近のみ道の両側に僅かに積雪があったが、平湯トンネルを抜けると雪は見当たらなくなった。

・高山から東海北陸道を使えば時間節約になるが、ケチって一般道を利用。国道41号線を南下し、新設された国道256号線の「ささゆりトンネル」と「和良金山トンネル」を抜けて旧和良村(現郡上市)へ。更に県道を北上し東洞集落を抜けて相谷トンネル南口手前の林道入口に到着。ここには施錠された鎖の車止めあり。ここまで5時間近くかかっていてさすがに眠く、仮眠しやすい場所を探してトンネル入口に移動し仮眠。この日は思ったより気温が下がらなかった。最近風邪気味なので温かいのはいいことだ。

・起床し朝飯を食って林道入口に移動し、入口路側に駐車。歩き出す。林道を入ってすぐ右に造林小屋あり。そして小屋手前から林道路面は水が流れた跡で大荒れとなり普通車では進入不可能だった。標高800mで林道が左右に分岐するが、ここで右(北西)から流れ込む沢が大雨の増水で暗渠から溢れて林道上を流れたのが原因。分岐から左に上がる林道も崖崩れが発生して廃林道だった。こちらの林道の方が山頂に近付くのでこちらを歩いた。

・廃林道終点は砂防ダムで、この建設用の林道だったのだろう。砂防ダム周辺の斜面は植林で藪は皆無でどこでも歩ける植生。水量が少なくほぼ枯れた沢を横断して南側の斜面に取り付いて適当に登った。

・標高910m付近で1040m峰から北東に延びる尾根に乗るが、その合流点には低い照葉樹の藪があり左から迂回して尾根に乗る。尾根上も植林だが尾根直上には高野槇が点在する。植林したものか自然に生えたものかは不明。高野槇の幹はぱっと見では檜と見分けがつかないが、よ〜く見ると高野槇の樹皮は細かな繊維状にばらけた部分があるのが特徴。檜はそのようなバラけはない。

・標高950mを越えると足首程度の低い笹が登場。今は乾いているので問題なし。もっとも、今回も長靴で歩いているのでこの高さの笹なら濡れていても支障なし。ここ最近は登山靴は使わず長靴の出番ばかりだ。冬なら気温が低く汗をかかないので通気性皆無の長靴でも足が汗まみれになることはない。それに高価な登山靴と違って安価な長靴なら短時間の低山で消耗してももったいなくはない。

・1040m峰近くまで登ると落葉樹の明るい自然林に変わる。このまま1040m峰経由で南北に延びる主稜線に乗ってもいいが、余計な高低差を登る必要があるので直下を巻くことに。ここも自然林と低い笹に覆われている。笹に乗ると滑るのでトラバースは少々歩きにくかった。それを考えると素直に尾根上を歩いても大差なかったような。

・東洞岳に続く主稜線に乗るとこちらも落葉樹の自然林と低い笹。道は無いが支障なし。笹は全体を覆っているわけではなく地面が出ている区間もあった。

・傾斜がほぼ無くなるがまだ三角点が出現せずなおも南下すると三角点が出現。東洞岳山頂到着。比較的新しそうな手製の山頂標識が一つだけ。周囲は背の高い落葉樹林に囲まれているが、南東〜南にかけては比較的樹林が開けて展望が得られる。三角形の尖った山は恵那山。木曾御嶽も見えているがそちらは樹林が邪魔してすっきりした展望は無い。

・帰りは往路を戻る。

 

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